リンコンの決定力

[第12節、徳島ー福岡]:4月29日、鳴門総合運動公園陸上競技場
あと2試合で1stステージを終える福岡はまだ調子に波にあり、昇格に向けて決して安定した戦いはできていない。
しかしここ2試合はFW陣がそれを救っている。
特にこのゲームに先発した懐深く足元の柔らかいリンコンの決定力は大きな武器になりつつある。
田中佑昌という武器

またこのところ戦うべき相手チームは(仙台やC大阪以外は)前線に1人か2人置いて引き篭もる相手が多くなっている。
そういう相手チームの時の田中佑昌のドリブルでの仕掛けはかなり有効である。徳島戦はサイドからの縦への突破だけでなく密集した中央からのチャレンジを見せ彼の成長を思った。
年末の浦和レッズ戦(天皇杯5回戦)。あの日埼玉スタジアムで相手DFを90分間翻弄し続けたのは佑昌の速さである。
昨年の秋ごろから明らかに身体も強さを増し、また彼はこの世代を代表する水野やカレンよりも抜群なスピードを持っている。

厳しい日程が続いているが湘南を迎えれば一息入れることができる。
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