進退を賭ける覚悟

■反町氏で大丈夫か?
[北京五輪2次予選、U−22日本代表ーU−22マレーシア代表]:国立競技場
国立のゲームはとても大味なゲームになってしまいました。

「確かに半分くらい替えたほうがいいのかもしれないが、そうすると見たい選手が半分見られなくなってしまうということ。選手は無限大にいるので裾野を広げるために、この一戦を使ったと思ってもらいたい。」(ゲーム後に余裕の反町氏)

反町氏は新たな選手をチョイスしましたが、残念ながらこのゲームに関しては選手たちにゲームの目的や課題は与えていないように映りました。
予選の結果は出ているのですから、できれば最終予選に向けてのチームとしての”熟成”とその上での新たな選手の発掘をすべきで、予想はしていましたがこのゲームは選手達の自己主張だけに終わってしまいました。
残念ですがチームとしてのリズム、変化、味付け、まとまり等は最後まで見れませんでした。
けなげにセンターで采配を振っていた小椋(水戸)がいなかったら、私はチャンネルを変えてしまうところでした。
結果を出した選手はともかく持てる能力を発揮できなかった選手たちに罪はないし、反町氏は残念ながら大切な公式試合を棒に振ってしまったと思います。