16強で敗退

カナダで開催されたU−20ワールドカップ。参加した日本チームは前回大会に続いてベスト16止まりでした。
決勝トーナメントでチェコに敗れたのは少しの運の無さもありましたが、解散させてしまうには惜しいとても良いチームだったと思います。
準優勝した99年のナイジェリアユースのチームも小野伸二を中心に一体感のあるチームでしたが今回のチームもキャプテン福元を中心にそれに匹敵するだけのものがありました。
監督が小うるさい大熊さんでなく吉田さんであったこともあるのでしょうが。得点後のパフォーマンスに限らずなんといってもチームの雰囲気が良いように見受けました。
前線からの守備、細かいパス回しからのサイド攻撃、誰一人サボることのないハードワークと連携。
日本にはそれぞれのカテゴリー毎に代表チームがありますが、アジア杯を戦う現在のフル代表や反町さんが率いる北京世代の代表に比べても、これだけのチームワークを感じるチームはカナダ大会に参加したU−20代表が最上であったように思います。
この中からおそらく何人かのメンバーが北京五輪チームにステップアップすると思いますが、中でも福元と梅崎、内田の3人は上の世代でも通用すると思いますので、反町さんはベトナムでなくこちらのチームをフォローすべきだと思った次第です。
個人的には、アジア杯よりもカナダでの彼らの活躍のほうが楽しみだったのは正直な気持ちです。