古人曰く

「疾風に径草を知る」(しっぷうにけいそうをしる)

台風のような大嵐が過ぎ去った後に残るのは、大木や太い幹を持つ木樹でなく、道端に生えている普段は誰も見向きもしなかった繊細で柔軟な草花である。
温かくて柔らかいこころを持ちなさい。そうすれば立ち直れると。(苦境に陥った時に知人に聞く。)

「巧詐は拙誠に如かず」(こうさはせっせいにしかず)

巧みに偽り人を欺こうとするよりも、拙くとも誠意を示すほうがずっと相手に響く。
窮地に陥ったからといって下手に言い逃れしようとしたり、取り繕うとしては傷口を広げるだけ。覚悟を決めて正直に向かい合うほうが信用を失わないで済む。(「韓非子」説林 より)

時間もその行為の結果も戻って来ない。
その後になにができるのか?今なにをしなければいけないのか?