底の状態

J2は終盤戦を迎えて、セレッソ大阪湘南ベルマーレがチームとしての熟成を見せはじめチーム力が向上してきたように思います。
反対に下り坂なのが福岡と札幌。
長丁場のシーズン、J2どのチームにも1度はやってくる不調の波。札幌は今季初めての下り坂。福岡は2度目!
最後まで諦めずに一緒に戦いたいと思ってますので余り書きたくないことですが。監督の戦術うんぬんの問題よりもJ2仕様の選手たちの優しさ(ハートの弱さ)がここにきて出てきているように思います。
昨年までの松田さんの頃まではディシプリンを旗印にこれを”組織でカバー”し合っていたわけですが。

ミスを恐れ弱気になって更にミスをする。そこを狙い打ちにされる。
一度失敗すると顔強張らせたり下を向き、なかなか強い気持ちになれない様子がスタンドからも見受けられました。
5人の選手が累積などで出場不能なチーム状態で代わりの選手たちがどう戦うのか、大きく注目して見ましたが。他の選手たちは布部、久藤、久永ら百戦錬磨の選手たちのハートの強さを見習って欲しいものです。

組織は棚に上げ守備すら整備せず個に強さと逞しさを要求するリティの元でこの試合のようにびびった戦い方を続ける様では、入れ替え戦の位置はおろか中位の位置すら危ういと思います。
ゲームセットのホイッスルで倒れこむほどの走りと頑張りを期待して、最後までしっかり見守りたいとは思いますが。こういう時には思い切って結果を怖れずフレッシュな若手に切り替えたほうがいいとも思います。
もう後戻りも大きな抜本的な策も打てない状況の中で、第4ステージはこの日交代出場した高校生の鈴木惇君、長くベンチにも入れなかった城後などの若い選手の奮闘に期待したいと思います。
玄人筋では2010年の代表候補にも上がっている、中村北斗不在は本当に大きいです。
後で、時間あるときに第3ステージまでの戦い方を振り返りたいと思います。