守備の安定

[北京五輪最終予選、サウジアラビア代表ー日本代表]
北京五輪最終予選の第二戦はダンマンでサウジとの戦い。雑感を少しだけ。
長距離移動と34度と暑さも加わったアウェーの地で、日本は苦戦するのではないかと予想されましたが、後半19分から1人退場のサウジを無失点に抑えました。
チームにとってこの勝ち点1は非常に大きいと思います。(反町さんにとっても)

青山、伊野波、水本の3バックと両サイドに左に本田圭、右にU−20の内田を入れ、FWは長く先発を張ってきた平山に代えてU−20の森島を1トップに。
この3−6−1の布陣は、守備的に戦う時には両サイドが低い位置まで下がり5−2−2−1、攻撃に転じる時には3−2−2−3となって今まで以上に流動的な布陣となりました。
このゲームは機動力のある1トップ森島の前線からの守備と、サイドに内田を投入したことにより両サイドの上下運動と水本らの奮闘で守備的な面での改善がかなり見られたと思います。

1トップをサポートする水野、家長の位置も窮屈さが取れていたように見受けました。
カタール戦では累積の本田に代わりU−20の安田が入るのでしょうか。