機能不全 2.

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『昇格を目指す元J1クラブが、史上最悪の14位と低迷すれば、監督の責任問題に発展するのは当然。しかし監督は、クラブに対して主導権を握っていた。』
『試合直前まで選手に先発の有無や意図を伝えなかったり、練習で練っていない戦術を突然命じたり、監督の考えが完全に浸透していたとは言い難い。それでも、続投決定後の会見で自らの手法に対する反省や後悔の言葉はなかった。監督が立て直し策として挙げたのは、選手とのコミュニケーションを深めること。指揮官と選手に必要な距離もあるが、それが開きすぎて求心力を失っている今になって、対話を呼びかけても効果は疑わしい。社長は「選手の戦いやすい環境づくりに支障があるなら、できることをやっていきたい」と会見で話した。フロントは、まず監督との力関係を本来の姿に戻す努力をし、監督と選手との関係を再構築させるべきだ。』(24日付日刊・佐藤記者)

『選手やサポーターの動揺も招いた今回の騒動。にもかかわらず、都筑社長は「あすのことは分からない」と、今季中の監督交代の可能性を否定しなかった。このドタバタ劇が残した物は一体何だったのか−。都筑社長の口からは、失敗を二度と繰り返さない決意が語られることはなかった。』(西日本、丹村記者)

アビスパに在籍した選手を切って、自分好みの選手を入れた今年のチームは連携を作り出せず、守備組織は悲惨なまでに崩壊してます。今年が去年より守備重視の戦術で戦うというのは悪い冗談にしか聞こえません。』
『毎試合のように後半になると失点し(それが最近では連続大量失点となり)、そして長身FWを目がけた放り込みの単純サッカーを繰り返しながら敗れてます。お金を払って来たお客が「また来たい」と思うようなサッカーからほど遠い内容です。』(http://my7.sakura.ne.jp/より)

『また、14試合を戦っての結果は本当の実力。同じ体制、同じやり方で進めば、同じ結果しか生まれません。今の状況は昨シーズンの東京Vに似ているとも言えなくはないですが、福岡にフッキはいません。続投にせよ、解任にせよ、「何か」を大きく変えない限りチーム状況が変わらないことは明らかで、それが出来なければ、チームはさらに泥沼に陥る危険性があります。そして残念ながら、今のチームには自らを大きく変革させる力はありません。』(フットボールな日々より・中倉一志氏)