クラブは誰のためにあるか

10月13日は体育の日。
以前から準備していたイベントの日でもありました。
 思えば企画の説明をした1月からなんと9ヶ月が経過し、その間、半ば諦めと呆れるような時間が経過しました。
併せて、国が所轄する土地に市の運動施設。雁ノ巣レクレーションセンター内にはJリーグ・アビスパ福岡プロ野球ソフトバンクホークスのトレーニング施設を併せ持つ。普段の選手たちの練習場に、僅か一日の臨時売店一つ設けることさえ難儀するような特殊な施設。
時間だけは大いにかかりましたが、地元企業のふくやさんや福岡サンパレスさんのバックアップもあり、また何より多忙な中を献身的に行動してくれた友人たちの奮闘のお陰でなんとか催行にこぎつけました。

 潮風吹く雁ノ巣
抜けるような青空の下、大勢の子供たちの笑顔と選手たちの笑顔の交歓風景。ピッチの上や芋畑に響く歓声。
もちろんそこには悪酔いしたような悪たれや罵声もなく、ただ善の循環だけが漂う束の間のステキな時間と空間。
前日、狂気ともいうべき負の因子に打たれ抑えきれない感情を露呈してしまったベテラン選手の口からは「自分はアビスパに骨をうずめたいです」の言葉もありました。

当日の模様は敬愛するこちらのブログで。
 なんとかここまで来れたのも福岡都市圏の少年サッカークラブの人々、子供たちと未来を共にするお父さん、お母さん。西鉄久留米駅さんはじめ筑後市役所や教育委員会、説明に出向いた際にも温かく迎えて下さった筑後商工会議所の人達など。無事にこの”ふれあいツアー”が催行できたことに対し、多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。