雑記

■手間を省かない
最近は、多忙な日常に忙殺され続けPCを開ける時間もなくなってしまった。
先日に携帯電話を壊して改めて気づいたが。何よりネット社会はとても便利で、選択する側がキチンとさえしていれば優れた部分が多い。
選択側へは瞬時のうちに、このような心に響くコメントも目にするこことができる。
話は全然、繋がらないかも知れないが。それでも最近は社会全体が便利で合理的な面ばかり追及し過ぎているようにも思う。
便利さや合理的な生活を感受しつつも、手間ヒマをかけて面倒なことを引き受け、得がたいことがらを慈しむことは忘れてはならないことだ。
人は誰しも「優しさ」を求めながらも、優しさを失い続けている。
最近思うのは、社会全体が過剰に効率や合理性を求め続け、学校も企業も、どちらかといえば手間のかかることや面倒なことを大いに省くことに懸命になってるように思う。
簡単には表現できないけど、そこに社会の歪みやスキ間が生まれ、最近起きたような幼い子供を母親が虐待死に追いやるような事件さえも。ようやく表ざたになったが、隠れて利益だけを追求し続けた事故米の件などは言語道断であろう。
もう少し、手間のかかることや、面倒なことを引き受けるゆとりや本当の優しさを残しておかないと、この先、大変な世の中になっていくように思う。
最近、シクラメン作りに尋常でないこだわりを持つ「筑紫路風車さん」の話しを聞く機会があったが。どれくらい手間をかけ時間をかけてその作品に自分の思いを表現できるか。
「小さな子供たちが、離れて暮らす祖父祖母へ一輪の花を、小さな手に握りしめて会いに行く社会になるように」という深い志こそ彼のエネルギーになっているように思う。
■祝!広島、J1復帰
J2へ降りてはいけないチームが1年で復帰することとなった。当然のことである。
この1年、彼らは異次元のチームであった。
不振を極めるチームサポが他のチームのことは余り語れないにしても。広島には特別の感情があるというものだ。
サッカー不毛のこの地のJクラブ設立運動の初期、チチヤスの会長で広島県サッカー協会会長も歴任された野村さん(早大出身で釜本氏の3つ先輩)には本当に親身になって多くの指導や示唆をして頂いたと聞く。当時のJCの人々の奮闘ぶりも野村さんの後ろ盾があってのもの。
野村さんなしには福岡というクラブは生まれてはいない、といってよい。
国内のサッカークラブの隆盛ぶりには静岡が大変な貢献をしたと思うが。西日本にあっては広島こそが第一の長男である。
われわれにとっては広島はいつであっても目標であり規範である。
今西、小城、松本育夫、中村重、小林伸二松田浩、前川、森保、信藤、風間、高木琢也と広島の前身、東洋工業サッカー部出身の名を挙げればキリはない。JSL3連覇や幾多の天皇杯優勝など頂点を極めた広島は名門である。
その規範となるべきチームはJ1にいてこそのクラブ。
国内を代表する若い立派な選手たちも育っている。広島は近年の早いうちに、いずれかのカップを抱くべきである。
さて、上へと上がる残りのチームは。