新シーズン

指揮官不在のヴェルディとアウェーのゲーム。3月3日J2開幕の味の素スタジアム
東欧人を指揮官に迎え、停滞が続くチームは果たしてどのように変化(進化)していくのか。

「いつもとは違う戦い方」
アウェーで、しかも大事な開幕戦。
プシュニクは「強い守備意識」を全面に出すゲームを求めた。
今までならそれが90分は続かない。しかしこのゲームは11年目のGK神山を中心に全員が強い守備意識を保ったまま後半ロスタイムまで戦い終えた。
前線の選手たちの激しいチェシングが引き金になり11人全員が守備をしおうせた。
結果は出なかったがヴェルディも良いゲームをした。

この日もっとも目を惹いたのは福岡教育大学から加入したMF中原秀人選手。

アビスパにとっては最高に良い出だしといえる。サポーターの一部の残留署名に応えてチームに残ったFW城後のゴールが決勝点となり、プシュニクの初陣を飾ったのだから。
今日のゲームはいかにも一昨年のレイソルを見るようでもあった。
全員が強い守備意識を持つ。開幕戦を見る限りプシュニクの意識改革は功を奏しているように思える。