闘莉王インタビュー

彼が水戸にいた頃、本で紹介された彼の高校時代のエピソード読んでから、彼のファンになったのですが。
闘莉王は、他にない面白いキャラだと思っています。
あくまでも個人の考えですが、私は、U−23の先発メンバーに名を連ねるのはもう少し先にと思っていました。しかしいずれ、彼が代表の主たるメンバーになることは間違いありません。
そんな彼も、U−23代表メンバーに選出され、親善試合や予選戦い、終盤、怪我をしてベンチで仲間を応援したりしてるうちに成長してきているのですね。
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200404140126.html

――左太もも肉離れで出られなかった最後2試合、ベンチからどんな思いで見ていたのですか。:「11人と一緒にピッチで戦っていました。11人も僕がピッチにいると想像しながら戦ってくれたみたい。悔しさより、ありがたいという気持ちが強かった。」
――苦しい予選でした。:「これまでの人生と同じです。実際やってみると、予想通りにはいかなかった。踏ん張って踏ん張って、心が痛くなるくらい踏ん張らないと結果は出ない。みんなにその気持ちがあったから突破できた。ベンチ、スタッフを含めて兄弟のようになって。1月の選考合宿までは、ライバルをつぶしてでも自分をアピールして、代表に残ることしか考えていなかったけど。」
――「人生は闘い」ですか。:「親と離れて暮らすことも、プロになることも、プロに入って活躍することも、人としてどれだけ尊敬される人になるかも、闘いですね。色々ありましたから。」

「日本では、独りぼっちで、お金もなくて、あるのはやる気だけ。高校1年のときは、日本語が分からなくて1人で食事も頼めなかったり、男子トイレと女子トイレを何回も間違ったり。芝ではなくて土のグラウンドで、周りの人たちも期待していたようなレベルじゃなくて逆戻りしてんじゃないかと不安だった。何回も泣いたけど、弱いヤツって思われたくなかったし、親の期待を裏切りたくなかった。」

男、闘莉王、頑張れ!