チェコ代表VS日本代表戦 <戦評>

ここにきて、チェコ相手に、ジーコジャパンのベストゲームを見せてもらった(笑)今までは、何だったんだ、とは今夜は言わない(爆)
そして、幽かに聴こえていたモーツアルトの葬送行進曲は、どこかへ消えうせた。
・・
前半のFW2トップのキレ具合と、
稲本の獅子奮迅の頑張りと、
後半の楢崎の代表ベストパフォーマンスと、
藤田王子を中心とした疲れの取れた磐田セットが噛み合って、
すべてがうまく絡まり合ってうまくいった。

こんなことはマレにしかないだろうけど。
しかし、
素直に、頑張って好ゲームをしてくれた選手たちには敬意を表したい。
それにしても、後半は少し疲れてたけど、小野の伸び伸びとしたプレーは貫禄を感じた。
「小野、代表に、君臨す!」といった感じか。
今後も、小野を中心にすればこういうゲームができるのかも知れないし。
どこまでジーコが「意図」したものかはわからないが。
実は、このゲームで学習したのはジーコの方かも知れないのだが。
選手交代は別にしても「ジーコは、ここにきて、ゲームを通して選手たちに教わったのだ」と思うようにしよう。
実は、今日の試合、磐田セット(藤田王子中心)が一番大きく利いてるのだが。さて、藤田は部屋に、国内組みを中心に選手たちを集めたのだろうか。おそらく。

今日のゲームで、ジーコの中の海外組みと国内組という住み分けが、氷解してくれることを願いたい。
                  (試合終了後、午前2時記す)