雨に煙る東平尾公園「博多の森」

[J2第12節アビスパ福岡VS京都パープルサンガ]観衆14、239人
降りしきる雨の中を博多の森へ。思いのほか道路が空いててなんとか滑り込みセーフ。アウディのハンドル握り今日は何度も速度違反してしまった(笑)
驚いたことに、バックスタンドは満員札止め。屋台もお弁当屋さんも揃っているバックスタンドを諦め(笑)仕方なくメインスタンドへ。
何で今日はこんなに多いのだろうと連れに言うと、「京都には、福岡にいた人がいるよね」と。そっか、相手は昨年までJ1だった京都だった。
着席したとたんひどく降っていた雨だったが、博多の森の上空は暗雲から薄明かりの雲へと途切れ途切れに変わり、明るくなってきた。
そしてキックオフ。
しばらく雨は降ったりやんだりだったが、熱気あふれるゲームに雨のことも忘れてしまった。

福岡:GK水谷、DF平島、千代反田、蔵田、アレックス、MF山形(後17/宮崎)、米田、篠田、古賀、FW田中(後24/福嶋)、ベンチーニョ(後11/増川)4・4・2
京都:GK西村、DF鈴木悟、鈴木和、手島、辻本、MF石丸、ビジュ、中山(後0・松井)、美尾(後27/熱田)、中払、FW黒部(後16/田原)4・5・1
今日は、福岡は博多の森の久しぶりの大声援を受け、前半開始早々から攻撃的で、特に両ウイングの山形、古賀を活かそうという戦法で両サイドからチャンスを数多く作ったが決め手に欠き得点まで至らなかった。古賀はなかなか良かったが、同じ東福岡出身の山形はなかなか決定的なシーンを作れなかった。そういう意味では早めに宮崎に交代すべきであった。
京都は、黒部をターゲットにしてロングボールを蹴り込むが、前半、なかなか繋がりに欠ける状態。
福岡は、古賀からのクロスをゴール前に蹴り込むも、前半からベンチニーヨの調子が良くなくこのゲームの動きはもうひとつで孤立する場面が多かった。
前半は京都も2度ほど決定的なシーンをゴール前で演出するがGK水谷のファインセーブもあり得点ならず。
後半も前半同様、福岡が攻撃的にサイドからチャンスを作るも、京都の守りに決めてを欠いた。
シュート数は福岡が10:7、CK8:3、FK29:17と、数字上はすべてにおいて福岡が上回り、主導権を握ってゲームをすすめたが京都の技ありの守りや、ファウルによってうまくいなされ、最後の1点が、なかなか取れなかった。
後半、終盤になると京都は明らかにドロー狙いであった。後半から出場したU−23代表の松井も一度だけ得意のドリブルでチャンスを作ったが、福岡の攻撃に対し松井も守備に追われていた。
結果は勝ち点1の0−0のドロー。

川崎が走っているだけに、福岡は勝ち点3を上げたいゲームであった。

<今日のJ2の結果>
仙台 2-1 大宮 終了 仙台
山形 1-2 鳥栖 終了 山形
水戸 0-1 川崎F 終了 水戸
横浜FC 2-1 札幌 終了 三ツ沢
湘南 1-2 甲府 終了 平塚
福岡 0-0 京都 終了 博多球
<J2順位表>
1.川崎フロンターレ 30
2.モンテディオ山形 20
3.アビスパ福岡 19
4.ヴァンフォーレ甲府 18
5.サガン鳥栖 18
6.横浜FC 17
7.ベガルタ仙台 16
8.大宮アルディージャ 15
9.京都パープルサンガ 14
10.水戸ホーリーホック 11
11.湘南ベルマーレ 8
12.コンサドーレ札幌 7

仙台が”5月攻勢”をかけ始めた(?)のと、鳥栖がなんと山形に勝ち点3ゲットで3連勝!(これって、天功マジック?と私の連れ・笑)小倉の甲府も好調。それにしても、川崎は独走態勢に入り始めたともいえるが、まだまだJ2は長い、のです。