U−23(五輪)代表

ちょっと4年前のシドニー五輪の戦い方を振り返ろう。

00年シドニー五輪代表
<グループリーグ>
第一戦【南アフリカ代表戦】9/14キャンベラ:2−1(高原、高原)
楢崎、中沢、森岡中田浩、明神、稲本、酒井、俊輔、ヒデ、ヤナギ(後半33本山)、高原
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第二戦【スロバキア代表戦】9/17キャンベラ:2−1(ヒデ、稲本)
楢崎、中沢、森岡中田浩、明神、稲本、三浦、俊輔(後半33本山)、ヒデ、ヤナギ(後半9酒井)、高原(後半90平瀬)
*稲本の積極的な前線への飛び出しが目立ち得点。森岡、ヒデがこの試合で2枚目のカードで次戦欠場
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第三戦【ブラジル戦】9/20ブリスベーン:0−1
楢崎、中沢、宮本、中田浩(後半26松田)、明神、稲本、酒井、三浦、俊輔、ヤナギ(後半35平瀬)、高原(後半47本山)
*日本は敗れたが、引き分け以上で自力進出という道は断たれたが、南アフリカも敗れたために勝ち点6でD組2位になり、68年メキシコ五輪以来の8強を決めた。この試合、俊輔がヒデに代わり司令塔に。中田浩が怪我で途中交代。宮本を中心に良く守りロナウジーニョらのブラジル攻撃陣を1点に抑える。
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準々決勝【アメリカ代表戦】9/23アデレード:2−2(ヤナギ、高原)(PK戦4−5)
楢崎、中沢、森岡、松田、明神、稲本、酒井、俊輔、ヒデ、ヤナギ(後半20三浦)、高原
*前半は完全に日本がゲームを支配。後半3トップに変更した米国に対して「日本は4バックにした」(森岡)が、後半44分にPKを献上し惜しくも同点にされた。楢崎のファインセーブが目立つも、史上最強といわれた五輪日本代表の戦いがこれで終った。
トルシエ監督は「五輪はW杯へのステップだ」と総括。実際にこの後アジア杯へのチームの熟成を経るが、WCのベースがこの五輪代表にあった。

OAは、GK楢崎、DF森岡、MF三浦淳