U−23親善試合(味の素スタジアム)

orion10142004-05-26

U-23日本代表メンバー>
GK:18 黒河貴矢
DF:3 茂庭照幸、2 田中マルクス闘莉王、4 那須大亮(Cap)
MF:5 徳永悠平、6 今野泰幸、16 阿部勇樹、7 森崎浩司、10 松井大輔
FW:9 高松大樹、19 大久保嘉人
日本は、闘莉王センター、阿部ボランチ、松井トップ下の3−5−2。
<トルコ選抜メンバー>
GK:1 メティン(Cap)
DF:6 ボルカン、3 エルディンチュ、4 キュルシャト
MF:7 メフメト、5 フセイン・チムシル、2 アデム、8 セルチュク
FW:11 エルセン、10 ネジャティ、9 フセイン・カルタル
トルコは3−4−3。



前半:試合開始からトルコが3トップを中心に、攻撃的で押し気味。
トルコ10ネジャティはなかなかいい選手だが彼に限らずスピードがある選手が多い。
トルコの激しいプレスで日本守勢に、またトルコの攻撃のスピードに日本DF陣の”読みの遅さ”が目立つ、が。
前半20分過ぎから日本は、徳永を後ろへ下げて4バック気味か。
トルコの選手たちは、これから代表入りを狙う選手が多く自己アピールの場としては格好のゲームだろう。
U−23日本代表としては、このところ引いてゲームされたアジア相手と違って、五輪本番はこんなゲームになる可能性が大いにある。
そういう意味では本番前にゲームをやるにはいい相手を探したと言える。
前半はトルコペースで進むも、中々決定的なチャンスを決めれず0−0のドロー。日本守備陣大忙しだが、さて、ハーフタイムで、山本さんはどう手を打ち修正するのか。
後半:日本、闘莉王⇔石川。これでDFは、茂庭、那須、徳永。後半は、FC東京4人!
トルコ、2アデム⇔16ウール。
後半開始早々、大久保が被ファウルでもらったFKを、阿部が見事なバナナシュート!惜しい。やはり石川が入ると松井、大久保がからんで前線でボールが動くようになる。
後半8分、トルコ、セットプレーからアーリークロスをゴール前になだれ込み、カルタンがスライディングゴール!トルコ1−0でリード。
後半11分、松井⇔坂田、高松⇔平山。日本これで、平山1トップ気味で3−4−3。
平山、坂田のWユース組に期待したいが、平山の疲れでの発熱は大丈夫か?平山の高さはトルコ相手でも十分に通用する、ここから坂田、大久保の動きを活かしたいところ。
後半22分怪我の石川⇔駒野、駒野ようやく登場。後半24分ゴール左33mから阿部のFK、惜しくも平山に合わず。平山の頭と阿部のセットプレーからの右足は、この年代では、実に日本の宝と言える。
後半20分過ぎからトルコの足が止まるが、日本のプレスが生きてくる。後半27分、大久保⇔前田。後半30分、トルコ、カルタル⇔ムサ。後半は選手交代が入り混じりボールがなかなか繋がらず、一進一退。
後半39分、トルコ、イルセン⇔ジハン。後半42分、日本、右コーナーより森崎のコーナーキックに合わせ、今野の見事なヘディングシュート!これで、1−1。
後半ロスタイム、トルコ2人選手交代するも、1−1のドロー。
後半は、平山が入って、なかなか良い戦いとなったと思う。それにしても、平山、後半ロスタイムのGKとの1対1は、決定的だっただけに決めて欲しかった。