「アテネ五輪代表OA枠を考える」その5

orion10142004-05-27

昨夜のU−23日本代表対トルコ選抜のゲーム内容を振り返るとともに
「OA枠」について、宇都宮徹壱さんが注目すべき考察をなさっていますのでご紹介します。

『山本さん。本当はギリギリまで、松井の覚醒に期待していたのではないですか? あるいは、森崎の持ち味を生かすことができるシステムを、あれこれ試行錯誤していたんじゃないですか? もっとも、その方が「山本さんらしい」とも思えるのですが……。
 もちろん、OA枠を使わないのであれば、それはそれで意義はあると思う。むしろ、是が非でもメダルを取りにいくのか、それともこの世代に国際経験を積ませることに主眼を置くのか、そろそろ日本協会もアテネでのミッションを言明すべきであろう。』

宇都宮さんのコラムはいつもながら、論点が明確で読みやすい。
宇都宮さんは、OA枠からGK。左サイドは駒野次第、といったところでしょうか。
ヤマモトさんは、この先のマリ戦を最後におそらくOAについて一定の結論を出すものと思われるが、候補に挙がっている小野、高原のチーム動向と、はっきりしてるのは、組み合わせ抽選会でどのようなチームとグループリーグで戦うのかを見極めたいということか。
OA枠に、ボランチだけでなく右もでき、豊富な経験を持つ明神を私は挙げていたが、トルコ選抜との戦いでヒーローになった今野の活躍ぶりを見ると、嬉しいことだが少し見直しが必要か、とも思い始めている(笑)



トルコ戦後の「元川レポート」によると、OA枠をGKについで、高原、小野の名前を上げているが。
弥七郎さんは、下の方のコメントで、なんとオガサ、新井場、曽ケ端の名をあげているが(笑)シドニーの時と違って、現在、鹿島からはU−23に、一人も残っていない現状からすれば、それもアリかとエールを送っておきます(笑)そもそも鹿島がOKしないだろうけど。
この3人、冗談ではなく、今のU−23の大きな戦力的補充にはなりますが。