苦手チームに完勝

ユーロ2004は、ギリシアのしっかりした戦いで、地元開催国ポルトガルを開幕戦でいきなり谷底に落としたようだが、時間なく見れなかった。スペインは順調。何が起こるかわからないユーロではあるが、やっぱD組に注目でしょうか。
【宇都宮徹壱の「日々是欧州2004」】
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この歳になると祭事多く、今日は、結婚披露宴。
多くの方と、さしつさされつ酔ってはいたが、早々にタクシーで帰りつき、BS中継に間に合うことができた。

【広島VS鹿島】:広島ビッグアーチ
鹿島のバック陣は、名良橋、金古、大岩、新井場の4人が噛み合い始めた。
元々、守備陣の守りがあってこそ、のチームであるが、それもこれも、チームに、大怪我で長期欠場の中田コージが復帰してきて、守備陣の安定感が出てきたように思う。
今日の先発DF4人のうち、生え抜きは金古だけであるが、名良橋はもうすっかり鹿島の顔であるし、大岩も、随分と鹿島のユニが似合ってきている。今日の新井場も、森崎へのマークがしっかりできていたし、すっかりチームに馴染み、鹿島の背番号7が似合うようになってきた。
左サイドの新井場とコージの連携もこれから楽しみになってきた。
守備陣を見る限り、ようやく、チームが整ってきたように思う。
あとは攻撃陣だけだが、主力選手が怪我などでいない間に、野沢、中島、増田など若手が台頭してきた。FW平瀬もよくやっているが、核になる選手が未だいないように思う。
広島は駒野、服部のサイドからの攻撃、森崎ツインズのチャンスメイクにサンパイオの縦横無尽の活躍があったが、苦手な広島に鹿島は、怖いサンパイオを終始、良くマークしていたことが勝因か。
だいぶ試合勘が戻ってきたコージに、ロスタイムに2点目が入ったのはご愛嬌だが、鹿島は、残り3試合になった優勝争いの行方を左右する山場の時期に、間違いなくキーチームになるといって良い。
鹿島は、ここにきてようやく、戦力が整い、磐田(19日H)、横浜(26日A)の両チームの優勝争いを面白くしそうな感じだ。

磐田にとっても、優勝するためには、19日の鹿島スタジアムでの、鹿島との戦いがヤマ場になりそう。