レイ・チャールズ

orion10142004-06-13

昨夜は、遅くに、CD引っ張り出して、聴いていた。
その生誕にいたる奇妙な話し、そして溺れ死んだ4歳の弟を助けようとして、できなかったこと、7歳で失明。
レイについて書き出すと、blogでは足りない。
【 I can't stop loving you 】

彼の歌声が 耳になじんできたのは ヒューストンで、だった。

25年以上前の あの熱い夏。仕事で出かけた濃密な2週間。

宇宙船のようなアストロドームを遠くに見ながら、ムスタングを運転していた。

何事もないように カーラジオをつけた。

夕暮れに 街は沈んで行こうとしていた。

ブルースは、貧困と孤独と絶望の音楽だとは言うけれど

天才・レイの懐の深さでマイルドになってしまう

レイ・チャールズはソウルの深部に我々をいざなう。

「我が心のジョージア

ホテルへ戻り、べったりとついた身体の汗をシャワーで流し、バーボン飲みに出かけた。
20代半ばの頃だ。