レイ・チャールズ
昨夜は、遅くに、CD引っ張り出して、聴いていた。
その生誕にいたる奇妙な話し、そして溺れ死んだ4歳の弟を助けようとして、できなかったこと、7歳で失明。
レイについて書き出すと、blogでは足りない。
【 I can't stop loving you 】
彼の歌声が 耳になじんできたのは ヒューストンで、だった。 25年以上前の あの熱い夏。仕事で出かけた濃密な2週間。 宇宙船のようなアストロドームを遠くに見ながら、ムスタングを運転していた。 何事もないように カーラジオをつけた。 夕暮れに 街は沈んで行こうとしていた。 ブルースは、貧困と孤独と絶望の音楽だとは言うけれど 天才・レイの懐の深さでマイルドになってしまう レイ・チャールズはソウルの深部に我々をいざなう。 「我が心のジョージア」
ホテルへ戻り、べったりとついた身体の汗をシャワーで流し、バーボン飲みに出かけた。
20代半ばの頃だ。