ユーロ2004総括

自分は昨日の早朝の決勝終了時点で書いたのですが、これから、blogやサッカージャーナリズムを通してたくさんの方がユーロ2004についてお書きになるのでしょうが、私としてのツボは、今の所、いたさんのblog「Final ポルトガルーギリシャ」を上げておきます。

『そしてその真逆という部分である守備組織が一番オーガナイズされたギリシャがタイトルを盗み出したのは、現代サッカーのアンチテーゼを示してくれたのかも知れませんね。ポルトガルにしてみたら準優勝という悔しい答えがあるもののポルトのメソッドが息づいており、そして守備の部分ではオーガナイズされ基盤がしっかりしたチームが上をまで昇ってきたことを考えると守備の重要性を改めて思い知らされました。もちろん苦しい時間帯もあったけど、へこたれずにやりきってついにタイトルまでとった・・・・。これが凄いです。』(LooseBlogより)

『個人的にはポルトのUCL制覇の時も思ったのですが、このギリシャの成功を見ていて日本が間違っている方向に進んでいる気がしています。今まで守備を基盤に素晴らしいサッカーをして、成功を収めていたのだから、この味を僕たちは知っているのです。メディアにしてみたらトルシエ人間性やら見た目が地味で攻撃的に華のないサッカーを批判し、そしてレアルという触媒を得て攻撃的なサッカー賞賛に推し進めて行きましたが、日本代表においてもやはり間違っているんだよとサッカーの神様が教えてくれた気がします。』(LooseBlogより)

出先のホテルで起きTBS経由の放送を観て、夜には寝グラのマンションに帰ってWOWWOWでもう一度、決勝の模様を見て、ギリシア優勝の感動を改めて味わいましたが、連日の寝不足ともお別れでホッとするのと同時に、正直寂しくもなりました。
いずれにしても、ユーロ大会を成功させたポルトガルの人々に感謝したいと思います。