サディスティックな山本さん

【U−23日本代表VSチュニジアU−23代表】:豊田スタジアム
平山ー田中ー山瀬ー石川のたった一度のボールの繋ぎ以外は、得点の匂いがほとんどしないゲームだった。
ここでちょっとボヤきます(笑)
一体、山本さんはどのようなチームで、どのようなゲームをしたいのだろう。アテネで、グループリーグを突破するためにどのような戦い方をしたいのだろう。
これまで、長期合宿やら親善試合やら、南の島合宿やら。相当に長い時間を費やしてきたけど。このチームのあるべき姿は、これまでずっと全く見せなかったけど。
隠してるとは思えないし、本当は、山本さんにも、まだわかってないのではないだろうか。
・・・
それと、例え「こう戦え」と、このゲームで事前に山本さんが指示したとしても、そんなことは二の次じゃないのか、選手たちには。
ふるい落とされないために、目立って目立って、目立つプレーしかやれないはず。少しもチームで戦おうとか、みんなでチュニジアディフェンスを崩そうとか、そんなものは見えやしない。
イタリアと戦う時に使いたいサイドチェンジも、ユーロNO.1の彼らに負けないパススピードも、多くの課題があるはずなのに、見せてやしない。山本さん、これまでは、あなたはいいコーチだったかも知れないけれど。これまではね。
南の島で、灼熱地獄の炎天下で、シゴいた選手たちの下半身は、疲労ぐったりで、粘りも、しなりもないんだもの。そんな彼らに、この試合で15人を選ぶよ、と言い放っても、酷だし、可哀想だと思うんだ。
山本さんって、ただのサディストなの?こっちは、呆れてるんだけど。
もったいぶってここまで引っ張らないで、早く決めろって。選手選びも確かに大切なんだけど、それより、どんなチームで、どんな戦い方するのか、それを熟成させるのが大事なんだろ?今の時期は。
も一個追加しますが、普段より緩くて表情に締まりがない曽ケ端はどうしちゃったんでしょうか。最初からずっと、鹿島でのいつもの顔つきとは違ってましたが。
ソガには”お兄さん役”は似合わないのかも知れません。いつもと違って、フィードもボールが揺れて全然駄目だったし。
山本さん、ソガは鹿島に返してもいいと思います。浪花節はいいですから。
それにしても、チュニジア代表、10番と12番の選手は強くて逞しくていい選手でした。