難関や苦難はそれを乗り越えることができる人にしか、やってこない

アテネ五輪代表はすでに発表されチームはこれから(小野の参加がいつになるのかは別にしても)、その直前の親善試合も含め本番の準備期間に入るわけですが。
19日付けのジュレミーさんのコラムには、協会及び山本さんが何故「高原」に最後まで固執したのか、このチーム(U−23)の問題はセンターフォワードではないか、とコラムされている。
現有戦力に、OA枠3人で補充するとなると小野、高原、曽ケ端のこの3人はぴったしハマるのでしょうが。確かに高原に固執せずアジア杯予備登録メンバー以外の選手から目星をつけておくことも必要だったのではないか、と思われます。
私は、その時はクロベ(京都)がいいとは思いますが。高松(大分)でも戦術的に十分にハメれば彼の決定力は侮れないと思っています。
いずれにしても、巷間言われているように「バックアップとしてでも連れて行きたい」と川淵氏に訴え最後まで高原に固執したところは、さすがに情緒派(浪花節)ならではの山本さんではあります。
良いコーチだけど名指揮官足り得ない、山本さんの課題がここにありだと思います。
日本代表の大黒柱に育ちつつある小野も、J2落ちや大怪我によるシドニー落ちなど苦労は絶えませんでしたが、多方面から期待される高原も病気をしっかり完治させてドイツ目指して頑張って欲しいところです。
我々の黄金世代は、現在骨折療養中の稲本とともに、若くして彼には、苦難多しのところがありますが、”難関や苦難は、それを乗り越えることができる人にしか、やってこない”のですから。