頼もしき獅子奮迅

orion10142004-07-25

五輪日本代表VSオーストラリア五輪代表:長居スタジアム
ようやく選手たちの合宿や選別試験の疲労も取れ、そろそろチームをまとめないといけないが、頼りの小野はまだ合流できない。ここ数試合見てもテスト好きの山本さんには小野頼りの部分が相当大きくなりそうな気がする。
しかし、中盤の広島の駒野、森崎の技術はしっかりしてる。ゲームメイクできる森崎が入るとボールも落ち着く。驚いたのはアジア杯の代表よりもこのチームは時速20キロは玉足が速いしハートも強い。
それと今日のゲームでは相手チームの素早いカウンターには今野のアナが大きいと思った。
どうやら山本さんは小野と今野をボランチで組ませるらしいがそうなると阿部は控えとなる。FKもキャプテン小野が蹴るのだろう。
今晩は、本番でC組(アルゼンチン、セルビア・モンテネグロチュニジア)に入ることになるオーストラリア五輪代表にDFの裏をつかれて、0−1で負けたけどそれほど悲観するほどのゲーム内容ではなかった。何せ「これから」(山本さん)なのだから。ただ闘莉王の上がり対策は味方ももう少し考えないといけない。もしかして闘莉王の上がりには今野の存在が不可欠なのだろうか。
攻撃陣は、前半の高松も後半の平山もポスト役にはまだどうにも不十分だった。高原に最後まで執着せずに西沢か黒部をリストアップすべきだった。前線ではカードを受けない獅子奮迅の大久保の溌剌ぶりが目に付いたがチームとしての攻撃のイメージはまだできていない。