ヤナギの相棒

バレンシア戦に登録されてなかったりしてここ数日水面下で煙(噂)が立っていた鹿島のFW平瀬の、神戸移籍がどうやら決まるようだ。(公式発表では完全移籍と発表)
鹿島のFWは、新規に甲府から入団した18バロンを加えて、9ファビオ(怪我で戦列に入ってない)、11深井、27中島、30鈴木隆行、田中康らがいるがセレーゾの戦い方からするとバロンの割りを食うのは平瀬だろうと思っていた。
02年にも横浜Fへレンタルされていたが、何といっても平瀬が輝いていたのが00年のヤナギと組んでいた頃だろう。その年はシドニー五輪予選で大活躍しただけでなく、リーグ戦でも11得点、ナビスコでは4得点して鹿島の3冠に大きく貢献した選手だ。その後ヤナギと組んだ隆行が02WCに先発出場したことを考えると、ヤナギは相棒を引き出す役割があるのだろう。
イルハンが忽然と消え失せた神戸のチーム作りがどうなのか?知らないが、このまま燻(くすぶ)ることなく新天地では是非とも活躍して欲しいと思います。
【若手の台頭】
これで、鹿島は最近では生え抜きの秋田、相馬、熊谷、平瀬と、過去の歴史を作った中心選手たちが次々と移籍。観客動員力の低下(前年比5千人位減/1試合当り)とともにチームに芯が欠けていく印象があるが。現状が過渡期であるにしても早期の若手の進境を待ちたい。
鹿サポとすれば星座でいうと秋田が太陽(星座ではないが)、熊谷は北極星という話しをどっかで見かけたけど、平瀬も真夏の夜空に美しく輝く白鳥座夏の大三角形)くらいの輝きはあった。1等星たちが次々と消えていく。
オガサ、モトやん、コージ、隆行などと共に、有能な深井、野沢、青木、中島、増田、金古、羽田、石川など若手たちが輝く星座になれるよう頑張って欲しいものだ。短期的には鹿島の問題が前線であることを考えると、特に前線の深井、中島には外国人不要を思わせるような活躍が欲しい。