2.手に負えない男子アナウンサーたち

アテネ五輪のサッカー以外の競技をTV観戦できていない。
さて、それはなぜか?

一つ目は、特にこの夏の温度上昇は激しく仕事多忙な中、体調の維持管理のためにサッカーだけに集中したいこと。
二つ目は、実況するアナウンサーが五月蝿過ぎること、だ。

今朝も、メダル獲得者のNHKのインタビュー画面をたまたま見たが、実況者の低レベル度はかってないほどに無残な状態になっている。
”間”を取ることが粋(イキ)であることや、スポーツであっても詩情なき表現は薄っぺらの語りでしかないことが、おそらく彼らには自覚できないのであろう。あれがラジオなら気がヘンになるかも知れない。

実は、視聴者や聴取者の”感度”は年をおうごとにどんどんと高まり深まっていることを、彼らは全く関知してないばかりか、スポーツを楽しみたい視聴者が、耳障りな実況を望んでいないということについても、何故か彼らだけが理解していない。
彼らは発声だけはプロとしてのものを身につけているかも知れないが、中味はただの”お調子者”であり、五月蝿い(ウルサイ)だけの芸のないおしゃべり以下の表現者でしかない。
選手達を敬意を持って盛り立てることを知らないおしゃべりども。視聴者の感情を逆撫でてどうする。あれなら何も語らず、音楽でも流して黙って彼らの故郷や喜ぶ父母・友人たちを写せよ。
ディレクターの脚本通りに進行しているのかも知れないが。困ったものだ。五輪もプロレスか?
中には、マシな実況もあるのだろうが。
これからの番組は、内容もあるが、誰が実況するかのポイントが非常に高くなってくるだろう。

「お前!馴れ馴れしい口、きくな。」と言いたい。

ホンの数分でこんな感情が湧いてくるのだからまさか長時間は耐えれない。家内は、音を消したら?というが、臨場感は欲しい(笑)
まだ技術的には未熟だろうけど、可愛い色気のある女子アナの方がマシだと思う。
いや、実際のところは、サッカー男子のグループリーグ敗退に、意気消沈・未だやまずなのだが。