まずは幸先良いスタート

【ヤナギ初ゴール】

セリエAメッシーナの柳沢はイタリア杯予選アチレアーレ戦(ホーム)で初先発。後半1分(ソースによっては前半ロスタイム)MFスッロからスルーパスを受けると、ドリブルでGKを華麗にかわして、左足でチーム3点目を流し込んだ。(パスはスッロでなくザンパーニャという情報もあるが。一体どこのソースが正しいんだか、確認中)
前半7分には、ヘッドを左ポストに当て、先制点を演出した。昨季、サンプドリアでかなわなかった初ゴール。イタリアでの公式戦デビューから358日目、20試合目で実現した。

ガゼッタ紙でも。
おめでとう!ヤナギ。それにしても、相手がセリエCとはいえ前半だけでシュート5本と積極的に試合に臨んだ。

ヤナギらしく、惜しいシュートもあったらしいが。今朝に限って公式HPは繋がりにくくなっている。
メッシーナのHPのビデオ(小さな画面の動画)だと、ホームの完成披露の記念試合のユベントス戦の時もスッロにノールックヒールパスがハマり、大きなチャンス作って歓声浴びてた。
今回アシストしたのがスッロとすれば二人は”合う”のだろう。どちらかといえば自分で突破するタイプでなく(セリエAではそれでは駄目なのだが)、視野広く他の選手より判断早いヤナギには「合う」相手ってのが必要なのは確か。サンプの時は出場機会さえ少なくて、合うっての一度もなかった。
何はさておき今の時期のシュート数は調子の良さのバロメーターだろう。



<翌日(24日)の追記>
観戦もなしで、ネタ買って紙面埋めてるスポ新よりも、やはり現場で観戦していらっしゃる神尾さんのBLOGだと、ゲーム内容も、ヤナギの動きも、監督の視点もよく伝わってくるし、よくわかる。
アシストはやはりスッロだった。仲間を引き出す動きに長けてるヤナギが、スッロに引き出されているという結果が嬉しい。
互いを分かり合って特徴引き出しチームとしての結果を出す。ワンツー、スルーパス、ワンツー、ヒールパス、またワンツー、そしてアシスト。
これはヤナギマニアしかわからない表現なのかも知れないが、スッロってヤナギにとっての、久しぶりの(6年ぶりの)相棒”98年鹿のマジーニョ”になれるかも知れない。
今回は、ムッティ監督のコメントに、ヤナギへの的確な視点を感じることができて良かった。カップ戦の1点くらいで浮かれず課題に取り組めということなのだろう。

『ただ、イタリアでアタッカンテとして闘って行くには彼には更なるカッティヴェリア(=悪辣な意志。この場合はゴールに対する執念とそれに基づくプレイ)が必要だ。時にパス回しに気を取られ過ぎるし、相手DFにインパクトを与えられるよう訓練も積んでいかなければならない。現在はフィジカル面で挿し負ける事が多いからね』(メッシーナ、ムッティ監督)



【小野も大活躍】

アテネ五輪フェイエノールトに戻った小野は前半35分から今季初登場、ウィレム2に4―0で快勝、途中出場した小野は今季初ゴールをマークするなど3得点に絡む活躍だった。小野も329日ぶりにゴール。

復帰後スグの大活躍。さすが、小野はチームの柱ですね。チームも出足好調!