美しいピッチ、美しい観客席

水原ワールドカップスタジアム
タクシーを駐車場に停めゆっくりと正面玄関から入場すると受付があった。ロビーを抜けると「サッカーシューズの変遷」コーナー。120年前のシューズからホン・ミョンボが履いたシューズまで、マニアなら時間をかけて眺めたくなる部屋があった。そして、WC時の競技紹介、模型図、韓国・日本の主催都市の首長がサインした共同宣言文、WCの記念切手、韓国サッカーの歴史展、映像室、韓国サッカーの史料館など。そして韓国代表選手たちの実物大パネル。赤い悪魔(サポーターズ)の資料などがあった。何故か奥の部屋にはラウールのユニだけがガラスケースに大切に保管され、小さく照明が当てられていた。
この競技場のWC記念館は非常に充実していた。

【収容規模】
地下2階、地上4階
収容能力40、919席、VIP席907席、メディア席1,312席、

この水原(スーウォン)のピッチでブラジル、ポルトガルセネガルなどが予選リーグで戦い、決勝トーナメントをスペインとアイルランドが戦った。
それにしてもなんと美しいスタジアムなんだろう。自分たち以外には誰もいない静かなスタジアム。美しい緑のピッチ。そしてデザインされた観客席。どこを眺めてもこのスタジアムは美しい。人間が作った見事な造形美だと思った。
選手がピッチに入場するゲートをくぐると両サイドには長い廊下があり、選手たちが使うロッカールームがあった。
よく手入れされていたロッカー、そしてミーティングルーム、シャワー室、医務室、スタッフルームなどをのぞかせてもらった。いずれも選手たちのモチベーションを上げサポートする空間なのだ。
水原(スーウォン)に住む人々の”誇り”。それはふたつ。
歴史的な世界文化遺産、「華城」と、美しい水原ワールドカップスタジアムだ。



そういえば、昨日書いた「冬ソナ」について。冬ソナにドップリ詳しい方のBLOGを紹介します。できたてBLOGを訪問してみてください。