失敗から学ぶもの
憂べき”現状”について、プロ野球OBがどう考えているのか。彼らのサイトを見ていたら、それには関係なく偶然にも、小林至さんのHPに、こんなコラムが。
歳のせいか、感激してしまったので、犬好きな方のために、紹介します。
【犬の十戒】 ・・(略)・・ 4. Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。 You have your work, your entertainment and your friends. I have only you. あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。 でも……私にはあなただけしかいないのです。 ・・(略)・・ 10. Go with me on difficult journeys. Remember, I love you. 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送ってください。 そして……どうか忘れないでください。私があなたを愛していることを。
「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないでほしいのです。あなたがそばにいてくれるだけで、私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。
[小林至氏]
プロ球界だけでなく、社会人の経験や海外での経験もあり、失敗・落伍の経験を持ち、現在は大学の助教授でもある小林さんは横浜生まれの川崎育ち。東京大学在学中にロッテの練習生となり、その後平成5年までロッテの選手。退団後はコロンビア大学大学院で学ぶ。
その後フロリダゴルフアカデミー設立に関わる。平成12年同社の人種差別体質批判で解雇される。
その後家族と犬1匹と北米横断の旅の後帰国。平成13年参議院に立候補して落選。現在江戸川大学(柏市・柏の葉スタジアムの近く)で経営学(専門はスポーツビジネス)を教える。
小林さんは多くの積極的チャレンジ、そして失敗から、多くのものを学んだのだろう。
優しさ、も併せて。
著書に、「アメリカ人はバカなのか」(幻冬舎文庫)等