正念場のゲーム
23日は、J2、第35節が開催される。焦点は、川崎のJ1昇格決定なるかどうか、だろう。
さて、アビスパ福岡は2位大宮と戦う。僅差の勝ち点差の中に7チームがひしめく中、今は大宮がアタマひとつ抜け出そうな状態。福岡は、前節、FC横浜に敗戦したことで、自動昇格2位が少し危うくなってきた。
この先まだまだ波乱はあるだろうが。明日のゲーム、大宮が福岡に勝つと、大宮は2位への着実な足がかりとなろう。アビスパは、敗戦すれば2位との差が勝ち点差8となる。「8」の差はこの時期かなり大きい。
J2は第4コーナーに差し掛かり、J1昇格を狙うチームには取りこぼしは許せないし、ライバルをたたくことが何より昇格の早道であることは間違いない。
アウェーで戦うアビスパは、明日のゲーム、正念場だ。
順位 Team 勝点 勝 分 負 得点 失点 得失差 1 川崎フロンターレ 84 34 27 3 4 78 26 +52 2 大宮アルディージャ 57 34 16 9 9 46 35 +11 3 モンテディオ山形 54 34 14 12 8 43 36 +7 4 京都パープルサンガ 52 34 14 10 10 52 41 +11 5 アビスパ福岡 52 34 15 7 12 40 31 +9 6 ヴァンフォーレ甲府 50 34 13 11 10 42 32 +10 7 ベガルタ仙台 50 34 13 11 10 50 52 -2
前節、5本のシュートの横浜に、18本のシュートの福岡は、ホームで1−2と敗れた。好調だった昨年後半は、0点で抑える戦いよりも、2点以上を取って勝ち点を増やす戦いをしてきた。今季8月以降、札幌戦以外は1点取るのがやっとの状態になるつつある。先に先制し、相手が前がかりになるところを更にトドメを刺す。そんな戦い。立て直す時間はそうはない。ギリギリの戦い、遮二無二、魂を見せる戦いをするしかないだろう。サポの熱い声援が選手たちに届くことを祈っている。