二川、際立つ

東京五輪40周年記念イベント試合
【日本選抜VSハンガリー選抜】
山本さんの協会所属最後の指揮となったこの試合、1−2でハンガリー選抜に敗れたが、なかなか楽しい花試合であった。
代表に参加してるメンバーと、ナビスコ準決勝進出チーム以外からのメンバー選考であったが、人選的にも面白かったし、今後に期待を抱かせるメンバーであった。

特に、前線の大黒(ガンバ)、大久保(セレッソ)、後半途中から入った播戸(神戸)ら日本人得点ランク上位のFWは数多くのチャンスをつくり出していたし、二川(ガンバ)、村井(市原)、伊東(清水)、服部(磐田)、田中隼(横浜F)らの中盤の組み合わせは、チームとしてもう少し長い時間熟成させれば十分に世界とも戦えるメンバーと思った。特に、二川の動きは流石に素晴らしかった。村井もスグに代表で使えるだろう。
花試合のため、ベンチの選手を全て出場させていたが、チームとしての練習さえ満足にしてないチームは後半前がかりになったハンガリー選抜に攻められる場面が多かったが、チームとして熟成させれば、今の代表ともいい勝負をするだろうと私は思う。
また、選抜チームとは言え、こういうチームの中で、戸田(清水)のボールさばきを見れて良かった。

戸田もこのまま調子を上げていって、是非とも代表での勇姿が見れることを願っている。