民意作りその2

ついでに、私は、個人の感情抜きにして2社のうちどちらか判断しろと言えば、経営指標や営業収支の点からも、宮内氏に近い楽天が絶対有利だろうと以前からこちらで書いてるのだが。
個人の感情から言えば、ふたりともできれば付き合いたくないタイプ(笑)
しかし、野球少年であり高校球児であった野球を見る立場の人間から言えば、こういうエネルギッシュなお金持ちの若い経営者が、人格や内容はどうあれ、スポーツ界に資金を投入することには歓迎したい。二人とも入れちゃえ、って。
さて、これから先は、本音です。(現実はそうはならないとこを承知の上で)

私の本音は、楽天は、J1ヴィッセル神戸に集中して欲しい。まずはチームを安定させ魅力的な中堅チームにし、そしてやがは常勝チームに持っていって欲しい。
彼、元々「野球は嫌い」「サッカーで良かった!」と言ってたからね。

ライブドアの堀江氏には、JFLクラス当たりのサッカーチームをサポートし、資金をバックに腕の良い海外コーチ(欧州・南米)を呼び、チームを成長させることから経験して欲しい。
もちろん、夢はスポーツ界の高収益・超優良会社マンチェスターユナイテッドを目標に、J1制覇から「世界クラブ選手権優勝!」とか、大きな風呂敷広げてもらって(笑)
それと中国で数多く仕事したりしてる彼だから、併せて中国や韓国のプロサッカーチームを支えるというのも戦略としてはあってもいい。(これは、私の妄想で、余計なお世話だけど)私が彼の友人だったら、そうアドバイスする。彼には、「それが似合ってるよ」って。
堀江氏が、サッカーに関心あるかどうかは別問題にして書くと、資金の使い方の問題以上に”感動共有”や”手作り感”をサポーターとともに味わえるし、長期戦略上、会社のイメージ作りにも役に立つ。いくら金があっても一人になれば寂しい彼も、「人をハッピーにできる」という実感も感じ取れる。
現在のところ絶望的な野球界には、そういう仕組みはないからね。