日本を代表するＤＦ

「２００４Ｊリーグアウォーズ」が、スカパーで中継されていた。
普段、ユニ姿の選手たちが、晴れがましくも蝶ネクタイに正装で参列していた。表彰された選手たちがそれぞれにインタビューされていたが、思いのほかエメルソンが若々しく、ハニカミさが良かった。また、このところ連続して多くの賞をもらっているエメルソンに対して、「来季はフェアープレー賞を狙わないのか」というインタビューが一番受けた。
ＭＶＰは予想した通り、横浜ＦＭの中澤だったが、舞台に立っても、彼ひとり存在感が際立っていて、いつものように受け答えも物怖じせず、堂々としていた。彼なら、海外移籍しても全く普通に活躍するような気がする。日本のサッカー界のためにも、早くその時期が訪れることを祈っている。
彼は、日本人選手としてはＤＦでは初の、立派な賞を貰うに相応しい活躍をした。代表でも、彼は、これからしばらくは、ハズせない選手だろう。
遠藤（ガンバ）とオガサ（鹿島、４年連続はＪ初）は、”相変わらずな”受け答えしてて笑ってしまった。片方は不遜、片方は無愛想。二人とも、ピッチでは素晴らしくいい選手だが、プライベートでは、友達にしにくいタイプだ。
最優秀監督賞を受賞した岡田さんのスピーチは、率直で、しかも普段着の言葉でとても好感が持てた。彼は、現在、自信に溢れている。