オシム続投

オシムさんの続投が正式に決まった。喜ばしいことで個人的にも嬉しい。もちろん日本のサッカー界にとっても大変有意義なことだ。
大袈裟な話しでは決してなく、後世になっても語り継がれる位に、オシムさんの日本サッカー界に与える影響は計り知れないと思う。
このニュースについては「蹴球放談」のfantasistaさんのコラムに詳しく紹介されてあり、その内容も素晴らしい。

『去年は一人で点を取りまくっていたチェ・ヨンスが京都に売られ、生え抜きのディフェンス・リーダーの中西が放出されて、「もうダメだ」と言われていたのに、シーズン終わってみれば、あのジュビロを押さえて年間4位に食い込んだ。

代表クラスの選手もいない(茶野は代表で試合に出てるけど、代表クラスとはいえない)、選手層も薄い、怪我人も多くて最後は中盤から前のレギュラーがほとんどいなくなった。そんな中でも少ない手駒をやりくりしてセカンドステージで2位になったところなんか、やっぱり監督の手腕なのかな。』(fantasistaさん)

監督にも色々いるが、オシムさんのように豊富な実績に裏づけされた優秀な指導者は、そうそういるものではない。
プロの場合、選手のレベルに比較して、国内は明らかに指導者不足であると思う。Jクラブが優秀な指導者を呼び続ける努力をすることで国内の指導者レベルも向上する。
そういう意味では、祖母井氏の熱心さと説得力は賞賛されるべきであろう。祖母井氏の努力なしではこうはいかない。
どことは言わないが、素人上がりのクラブ幹部が多い中で、今後、第二、第三の祖母井氏が出現することを希望したい。

ジェフは、トリの瀬戸をはじめ移籍加入で3選手、新加入で4名、ユース他から4名が新たに加入し(外国人選手は未発表)、
フットパーク姉崎でのキャンプ(29日迄)で、オシム最終年となるだろう新シーズンの準備を行う。
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