タテ揺れ

震度6
かなり激しい衝撃だった。
横揺れは震度4も、5も、東京在住の頃に何度も何度も体感しているが、これほどの突き上げるような揺れは初めて。
昨年、新潟地方には、中越地震があり甚大な被害があったばかりだ。東海地震の危機管理も叫ばれている。
福岡は、比較的自然災害がない地区だ。
台風も通過コースにはなってもそれ程の被害にはならない。
地震は、ほとんど無い街だった。海岸線以外は比較的地盤も強い。

彼岸参り直前で珍しく家族が揃っていた。
親戚、縁者、あるいは心配されているだろう先へ電話で報告した。約20軒ほどにこちらから連絡した。最初のうちはまだ電話は繋がった。
自分のウチは大したことはない。
余震が続いた。
そういえば、ベットで何もできず入院している方が一番不安で心配だ。家内の父。
病院へ電話を入れ、ベッドの人に繋いでもらい、励まし、心配しなくてもいい旨を話し。
子供を連れて、その義父の自宅の整理をしに行った。上へ上り屋根瓦をチェックし塀を点検し、風呂場や台所の水周りを点検し、片付けを手伝った。

彼岸の墓参りは、延期することにした。

この度の地震で、被害に遭われた方には、こころからのお見舞いを申し上げます。
まだ、いくらかの余震が続いています。当地の皆様はどうかお気をつけ下さい。

また、ご心配をおかけいたしました。
アビスパ踏ん張る
さて、家族を置いて仙台へ向かったアビスパの選手たちにも、大きな不安であったはずだが。
ゲーム直前に地震のニュースを聞いておそらく気が気でなかったはずだ。

ゲーム直前のロッカー。
キャプテンマークを巻いたホベルトは
「福岡の人のためにもしっかり戦おう」と、
仲間を鼓舞したらしい。

この日の福岡市民にとって、選手たちの頑張りとチームの勝利だけが気持ちを明るくさせるものだった。
鳥栖スタジアムのゲーム(鳥栖ーFC横浜)も含め仙台とのゲームについては、(今は書ける状況ではないので)また後で。