迷走神戸

ヴィッセルのホームで、昇格した川崎Fに1−6で敗れた辺りから心配していた。
誠にもってこのクラブのことは、神戸サポのことを思うと冷静になれない。
激動の楽天神戸の行く末いずこ。
簡単に、これまでの神戸の経緯。

ヴィッセル神戸は95年JFLでスタート。
・96年には前年途中から加入した永島らの活躍で準優勝し念願のJ昇格。
・97、98年は下位低迷。98年には金度勲が加入するも16連敗。フローロ監督は半年でクビ。
・99年は川勝氏で、ようやく守備整備。下位低迷から脱出。00年は天皇杯準決勝進出。
・01年、カズ、サントス、望月らが加入するもJの順位は10位と13位。
・02年、播戸、城、平野など大型補強。監督は途中から川勝氏から松田氏(現アビスパ)へ。この年も清水と残留争い。
・03年、ビスマルクらの加入はあるが下位低迷。傍目にも素人の延長のような経営をしていたクラブは、大きな負債を抱え債務超過。チーム存続問題の激震の下、楽天へ。

■泰さん就任
04年、あこがれのJクラブを手に入れた楽天三木谷氏は、三浦泰さんを強化部長に。
あくまでも外から見た話。

これまでのヴィッセル神戸の経営不振や成績不振の要因は、チームに「誰を呼ぶか」のみで解消しようとしてるように思えることだが。

また、クラブの経営基盤が変わったことで、チーム作りの、その手法もコンセプトも何もかも変えるべきであった。
その辺りは、泰さんや父上頼みだけでは無理なのではとの勝手な感想だけは私は持った。
04年は、年間11位。しかし、案の定、監督はハシェックから加藤さん。イルハンやらエムボマやら、メデイアを潤す。
■こうなったら「とっかえひっかえ」せざろうえない(のか?)
・05年、松永さんは1ヶ月で解任。シーズン当初は大物招聘に動く。
・さて、そこでレオン氏就任。”選手に”規律を求めるらしい。
「世界レベルの監督が来ることは、ビッグクラブへ向かう神戸にふさわしい。規律の徹底と妥協を許さない姿勢で、必ず勝たせてくれる監督と思っている」と泰さん。
「ビッグクラブ」云々のことより、己の反省や自分を含んだクラブ幹部の処分はないのか。泰さん坊主だけにはしたらしい。

なお、レオン氏の登録手続きが完了するまで、当初三浦泰年チーム統括本部長が任を務める予定でしたが、登録上の問題により、ヴィッセル神戸 パベル・ジェハークコーチ(41)が監督として就任することになりましたので、併せてお知らせ致します。 (公式HP)