「ヤナギとシュン」

メディアでもネタにされていたような気が。

スポ新は、イタリア語訳を地元の留学生にでも頼んだのだろう。
元々、スポ新メディアのサッカーネタは、話し半分で良いと以前から思っているが、彼らの記事に一喜一憂すべきでない。
最近は、「サッカーだけに関して」なら、1.にBLOG(の一部)、2.にエルゴラ、3.4.が無くて、5.に雑誌(の一部)、だろうか。

それにしても、ヤナギと俊輔は、ユース代表の頃から互いを認め合ってるふたり。
これまでの二人は、共に順風満帆では決してなく、大きな波を受けたり、それこそ大きな山や深い谷を上下しながらのサッカー人生。いずれも戦略家タイプではない。
サッカースタイルこそ違う二人だが、どちらも気が優しく、素直で正直。最近は、ヤナギの単純さと”ボケ”かましが際立っているように見えるが。(以下、ヤナギ公式より)

−イタリアサッカーと日本サッカーの違いは?

中村「イタリアサッカーの方がフィジカル面の強さが必要で、試合中にもフィジカルのコンタクトがとても多い。日本は、よりテクニックが重視されるかな」

柳沢「イタリアでは、戦術とフィジカルがとても重視される。日本では、各々が自分のプレーをする。イタリアに来てから、ポジション取りが向上した。よりトレーニングを重ねたいと思う」

確かに、フィジカルは二人とも格段に向上してる。
ヤナギについては、フィジカルとともに、見違えるように向上したのはサイドでのポジション取りのことだろう。02年に、トルシエ代表で右をやらされた時とは全然違うし自信も感じる。

−イタリアでの経験の中で一番苦しかった時期は?

中村「幸運なことに、特に困難な時期というのは無かった。ここに来た時から周りにたくさんの友達がいて、この自分の冒険をいい形ですごせるように、皆が助けてくれた」

柳沢「ジェノヴァでの昨シーズン終盤。あの時は、戦術上の選択でベンチ入りすることさえできなかった。一選手にとって、招集もされないという状況は本当に辛い」

その本当の辛さこそがヤナギを成長させ、自らのクスリになると思うが。それとあの時は、結婚もしてなかった。

−お互いに対する(中村と柳沢)の評価。

中村「周りにいいプレーをさせてくれ、ボールを足元にくれる選手。素晴らしい1,5列目(TREQUARTISTA)の選手で効果的な動きを知っている。FWとしても素晴らしい」

柳沢「日本では、愛され、他の選手たちからもリスペクトされている選手。たくさんのファンがいて、真のリーダーとされている。自分たちは友達で、近くに住んでいることからよく会う」

「真のリーダー」って、誰にでも言ってないか(笑)