復調した加地

2時間程度の睡眠で、深夜(早朝)からのCL決勝。寝不足は少々堪えるが、頭ボンヤリの午後に株主総会
と、いうことで、イスタンブールの「CL決勝」についての雑感は、後ほど、時間のある時にでも。

それより、今朝のスポ新は、どこも「小野マンセー」である。
もちろん最終予選の小野には、大きく期待したい。
しかし、練習を実際に見た方によると、それほど騒ぐほどでもなかった模様。
(スポ新ネタに一喜一憂はすべきでないと思っているし、「見出し」をどうするか、だけに精魂傾けている彼らには、全く期待できないのだが。)
それよりか、「加地と本山の動きが目についた」と。
左足首ねん挫だった加地の復調は、密かに彼のプレーに魅力を感じている者からすれば、非常に嬉しいことだ。
時差と長距離移動後の小野の、たったひとりの加入で、チームが劇的に変化するほどのものでもあるまい。
ただ、小野の速い判断力で、動き出しの良い大黒が活きることは確かだろう。

次戦、いよいよ大黒の代表初先発が決まったようだが、この点については、待望していただけに非常に楽しみなことである。

前線を、更に活性化させるには、久保不在の現在、大黒やヤナギのようなタイプを使った方がいいことは、最初からわかっていること。今季Jで結果を出せない玉田は、いつぞやのチェコ戦のように、スペースがあってこそ活きる。更に成長して欲しいと思っている玉田の課題は、密集突破と犠牲的自らの動きによるスペースメイクだろう。
選ぶ側は、「代表での実績や貢献度」という点を強調してるようだが、DFじゃあるまいし、FWだけは全然違う視点が必要なことは、素人でもわかる。

加地の張り切りの要因のひとつは、右にまわったアツの活躍によるもの。
公平でオープンな競争は、選手個々の更なるレベル向上と、モチベーションの高まりを生む。
全てのポジションに言えることだが。