「這い上がれ、自らの力で!」

[ワールドユース05オランダ大会、グループリーグ第2戦、対ベナン戦]
「オフ・ザ・ボールを大事にして、マークから消える動きをしたい。」(試合前のカレン)
「1人より2人とか大勢ではさんだ方がいいから、組織的に戦いたい。やはり(試合への)入りが大事。」(試合前の北斗)
さて、試合後。
「中盤からもっと上がっていかないといけないし。平山、平山になり過ぎていた。それも監督の指示だから仕方ない部分はあるけど、難しい。」(カレン)
「1人1人の判断が遅くて、動き出しも遅れた。もっと声を掛け合っていかないと。出したら止まる、出したら止まるを繰り返していた。出したら次はパスコースを作らないといけない。」(柳楽)
97年も、99年も初戦は敗れた。しかし2戦目に勝利し調子を上げ、それぞれベスト8、準優勝へと結果を出した。
これで日本は、オーストラリア戦で勝つしかなくなった。
勝てばなんとかベスト16へ進むことだろう。だが、このチームは未だに調子を上げずにいる。
この2試合を見て。おそらく大熊さんは迷い悩んでいるに違いないと思う。指揮官が大舞台の経験を積むためだけにこの大会があってはならないと思うし、平山頼みもいいが、次戦は、選手たちの持ってる力を引き出すような少しは組織的なサッカーを見たいものだ。

それにしても、ゲーム前にスカパーの国際映像で、オブリのリーダー圭吾氏がド・アップで写っていたのにはビックリ(笑)アビスパの若武者であるナギラと北斗のゲーフラ持参したらしい。