アビスパ4年目の足踏み

     順位    勝利   勝ち点   得点    失点
02年  10   10   42   58   69  
           大分(勝ち点94)、C大阪(87)が昇格 
03年   4    21   71   67   62 
                   新潟(88)、広島(86)が昇格
04年   3   23   76   56   41  
                 川崎(105)、大宮(87)が昇格

05年   3    6   27   22   16  
   (05年は、第18節現在) 京都(47)の昇格はほぼ確定

これまでの昇格チームと比較すると。
今季のアビスパの平均失点は、山形と並びほぼ合格ライン。そういう意味では組織的な守備戦術は、今後とも大きい破綻は見られないだろう。(悪夢の札幌戦は例外ゲーム)
しかし、得点能力(1試合平均1.22)は、J2史上、はるかに!遠く及ばない。
後半、ドローな土壇場での場当たり的”電柱戦法”も、他チームには対策済みに見える。
指揮官が今の負けない戦い方を見直すか、クラブが前線に即効的補強をしない限り、J1昇格は難しくなってきている。
*当初の、クラブの今季の目標は「勝ち点90、第22節時点で勝ち点45が目処」(中村強化部長)
今季のJ1昇格は、たんなる希望でも念願でもない。
選手たちも、まさか「J2の方が楽」だとでも露も思ってはいないだろうが。

資金的な問題で補強がままならないなら、キック力のあるアレックスのトップ下、キープ力と決定力のある北斗のFW配置など、そろそろ大胆な手を考えるべき時期にきている。
アビスパには、練習の時からシュート数が少な過ぎるのだから。