”華試合”


(写真:7.28国立競技場にて)
■坊主のモトやん
昨年は、ロナウジーニョを見に来た。
今年は、ルーニーを見に国立へ足を伸ばした。
それにしても本山は、髪切って吹っ切れたのか。
あやうくハットトリックやりそうになった。
彼の才能の素晴らしさや”サッカー勘”の良さが出たゲーム。

勝ち点3のために「試合を組み立てる」とか、ゲームの「流れを作る」とか、「組織戦術がどう」とかを離れて、純粋にサッカーを楽しむゲームには異能人・本山のプレーは抜き出ていて。できればそういう場を数多く与えて上げたいとも思う。
本山には、ファーディナンドも驚いたことだろう。

ルーニーは後半から出場し、ニステルロイやギグス等と見せ場を作っていた、が。
途中からベンチに下がったC.ロナウドの方がコンディションが良かった。
この日は、子供たちからプレゼントして貰ったマンUの「背番号8」を着て見ていた。
陽が沈んでからのバクスタは、風が時たま吹いて涼しくもあった。
自分としては下半身(本能)は鹿島、上半身はマンUだったが、花試合としては見せ場が多かった。

(写真:7.28国立競技場にて)
■朴、凱旋す
この日、C.ロナウドと代わって途中出場した朴智星(京都ーPSV)は、埼玉でエンゲルスと再会する。
これこそが彼にとっての凱旋試合かも知れない。

京都時代の朴の天皇杯決勝でのゴール。
02年WC、ポルトガル戦のゴール。
CL準決勝のミラン戦のゴール。
彼は、節目節目で自身の持ってる力強い運を発揮してきた。
伝統ある名門クラブ・マンUのユニを見にまとった彼が、エンゲルスの目の前に帰ってくる。

エンゲルスのもう一人の教え子でもある松井(ルマン)にも。是非!