この大会こそが、06年(本番)へのスタート

8月9日、アジア最終予選の最終戦、イラン戦のメンバーが発表された。このゲームは1位決定戦でもある。
そしてイラン戦には、この東アジアに参加したメンバーがそのまま選出された。
当然のことといってよいだろう。

結果は北朝鮮に敗れ優勝できなかったが、この東アジア選手権大会は、”新鮮力”を確かめ、見極める大会にはなった。


私は、この大会こそが、06年へのスタートの大会だと思っている。
もちろんチームとして未成熟で、連携に数多くの小さな問題はあるが、また相変わらず戦術なき選手任せの面は強いが、期待していた駒野も、村井も、そして巻も、阿部も十分に機能したし、茂庭も茶野も良く守った。
彼らが、日本代表選手として世界と戦うに十分に値することが証明できた。

彼らは、06年ドイツ本番へのスタートラインに並ぶことができた。
ようやくに。

永い期間、不遇を囲った彼らのあきらめない精神が大きなチャンスを持ち込んだのだ。
同世代の松井、大久保も、それぞれのリーグで、同じように希望を捨てずに頑張ることだろう。
<追記>
駒野(もしくは加地)と村井のクロスを生かすには、FW巻は必要な存在ですな〜。
ヤナギの相棒には、「史上最強FW伝説」の隆行。寡黙なコンビ「クボ・ヤナギ」の久保。の2人の他に、巻もかなりよろしいのではないか。

*後で、韓国遠征の写真を「写真館」にアップします。