息抜きできぬゲーム

[J2第33節、福岡ー甲府]:博多の森球技場
博多の森は涼しかった。今後、ナイターでは、薄くても防寒着が必要だろう。
それにしても、甲府アビスパに対して自信もってプレーしている。
ゲームの取り組みも大木さん(監督)の詳細な研究ぶりがしのばれるし、それを体現する藤田は相変わらずうまかった。
藤田と長谷川は他チームとって本当に怖い選手である。甲府の選手たちはいずれもハードコンタクトで、審判もゲーム運びに四苦八苦していた。
甲府の前線は、高さもありFW須藤は本当に良い選手だ。センターバックが千代反田と長野でなければあと2点は入っていただろう。
アビスパは、FWグラウシオがキレていた。第4レグでは相当に得点を重ねるに違いない。
難敵である甲府に対して、最後の最後で同点に持ち込んだのはアビスパの勝負強さが出ていたというよりも、甲府の勝負弱さだと思う。
確かにチャンスは多かったが、アビスパは、甲府に打ち合いをしては駄目だろう。いずれにしても組織的ではあるがゲーム運びが若いアビスパ
全体としてのチーム力には差があるのだからもう少し大人のゲームをすればと思う。
できればリズムを変えることのできる選手、ここは中盤にベテランが欲しいが。

        福岡  甲府
  シュート数16−11
   得点 前  半  1−  1
       後  半  1−  1
      合  計  2−  2