戦うのは選手だけではない。

時間があるときに、ゲームについてはマトメたいと思いますが。
ひとこと。
「ヒドイ試合でした。」

しかし、スタンドの、観客席の雰囲気。これはとても難しい話で、ひと言では表現できないのだが。少しだけ。

「第4クールに入り、選手たちは怪我や疲労によるコンディション不良を抱えている。
選手たちは、決して万全ではない。
チームとしてももちろん万全ではない。

サッカーだから、負けたり、うまくいかなかったり。
ミスしたり、転んだり、くじけたりすることもある。

そして、戦うのは、選手だけではない。

自チームがうまくいかなくなった時に、観客席には多くの負のエネルギーが増殖し、口々に罵り、悪口雑音で陰(イン)の風が吹きまくる。

そうなれば、相手チームはしめたもの。

試合中のブーイングのタイミング、試合後のブーイングのタイミング。叱咤と激励。
そんなことも学びレベルを上げないといけない。

いい時にリズムに乗せるだけでなく、悪いときに持ってる力を振り絞らせる。
悪いとき。
「その時にどう動く」のか。

未熟な判定でPK取られる。
その時に、どう応援するのか。
このチームのサポートはまだまだだな、と。
僭越ですが、レッズの応援やアントラーズのコアサポは、昨日のような応援は絶対にしないだろう。

これは批判でなく、非難でもなくそう思う。
気持ちの切り替えができない応援と、それに敏感に反応する選手たち。
いずれもJ2レベルだな、と思う。

アルゼンチン風もいいが。博多の森は、スタンドを大きく巻き込むだけの熱情にはまだ至っていない。
オブリだろうが、そうじゃなかろうが。
リーダーも含め、応援する者たちの「人間力」が試されている、と。

生意気なことをいうようで恐縮ですが。
博多の森は、J1でしっかり戦えるだけの応援には未だ至っていない。
このままでは、今、上がってもまた降りるだろう。

全ては、選手たちばかりのせいではないし。
もちろん、監督のせいばかりでもない。

観客のひと声が、選手の背中を押しもするし引きもする。
戦うのは、選手だけではない。

そういうことも含め、今後の9試合が試されている。

札幌戦(0−3)ほどのショックは受けなかったが、自分は、久しぶりに、雁ノ巣へ行こうと思う。

それと、今季は仕事の関係で一度も行けてませんが、「アウェー観戦」の時間も近い内に取ろうと思う。