「公園のねこ」その1.

自宅のそばに大池公園という公園がある。

公園は周囲約900m。

毎朝、天気の良い6時前には、年配のおじいさんが歩き始め。
お昼前にはフィットネス好きなお母さんたちが、まるで求道者のような姿勢で汗をかいている。

夕暮れともなると、愛犬家の人々の集いもある。
緑あふれる公園には人々が出会いそして深呼吸をして帰っていく。

公園の中の運動公園では、サッカーや少年野球、最近ではラグビーのクラブチームも良く見かける。
少年サッカーのクラブチームには、ラモスさんと慕われる日に焼けた気のいいブラジル人指導者もいる。

公園は静まることを知らない。

公園の中にある池には大きな鯉が泳ぎ、波紋を立てて泳ぐ鴨一家は、夫婦に4羽の子供たちがいつも気持ち良さそうに泳いでいる。

春時分には幼い子供だった幼鳥も随分と成長し、羽色が大人びてきている。

公園の鳩に餌をやるおじさんはいつもの帽子の人だ。

犬調教師の丸山さんは、大きな3匹の犬を従えてベンチの周りのゴミ拾いをしている。

さて。
公園には3家族の猫が棲みついている。

↑この夫婦はいつも穏やかな表情をしている。
落ち着きのあるねこ。

↑朝、散歩の時にいないと思わず探してしまう。

↑公園の人気もの。彼らには、毎朝、自転車に乗って餌を持ってくる人もいる。

↑このクロ一族は3人(匹)家族だ。全身運動選手のようで無駄な肉もなく、すばしっこさでは他の追随を許さない。

↑クロたち一族はカメラを構えるとスグに退散する。そんな彼らをパパラッチがようやく捉えた。