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飛ばしまくりの読売・”放置”の季節が到来した。

そして、来季に向けてどこのクラブも動き出している。
■来季に向けて

中でも昇格した3クラブは水面下で激しく動いていることだろう。戦力の補強も最重要であるが、先日アップしたように、来季の財政的な取り込みと、シーズンチケットの営業こそがこの時期大切になってくることに変わりはない。
先日伺ったアビスパのクラブ事務所でも、ご担当が拡大コピーしたアビシートとSS席に色鉛筆で懸命に塗り絵していた(笑)
自分も、身の回りのサッカーに興味ありそうな方々に、なんとかクラブを”後押し”するためにも、今季だけは「シーズンシートの購入」を働きかけている。

あれこれBLOGで”好き放題”に語るのもいいが。
支援、後押しの意味をもう一度考える機会を持つことも必要だろう。強いチーム作りの第一歩は競技場の椅子を埋めること。
そして、ウルトラと一緒に飛びまくる年齢ではない自分ができることは果たして何か。連夜の忘年会もいいが、互いが今の時期にこそできることを行動することだ。
■昇格3クラブから学ぶべきこと

さて、降格したクラブのニュースもチラホラと聞こえてくる。
外野で、3クラブを見ているが、今のところ、神戸が一歩も二歩もリードしている。
クラブの幹部が、子供じみた表現で己の主張を強調するだけでなく、J2から昇格(復帰)したチームがやったことをもう一度見つめ、学ぶべきなのだが、柏とヴェルディはそれができるのか心配。
1年で戻ることを条件にするなら、やるべきことは見えている。
サポは喜ぶだろうがメディア受けする人間などは全く無効。「気持ち」だけでも長丁場の一年間は戦えない。柏もヴェルディの幹部も、1年で戻りたいなら足元をよくみるべきと思う。
戦い方を知ってる指導者で、「チーム戦術」を徹底できるスタッフを持つこと。これしかない。

自分の親しい友人には特にヴェルディサポが多いので、彼らの気持ちは痛く伝わる。
■プライドそして歴史と伝統

チームそのものの土台を見直し、将来に向けた新たなビジョン持ってチームを出直し作り変えるのなら、新米監督でもOK。背景に志さえあれば。新潟の反町さんや山形での柱谷兄などはその例。ただし、サポには我慢と相当な苦難を強いることになる。蜂サポは4年も我慢した。
このことは、おそらくプライドと敷居の高い日立と読売にはできない相談。しかも彼らにはJ2には何の役に立たない”歴史と伝統”がバックにある。
幹部がアジアとも戦うと未だに言ってるところを見ると、傍から見てもJ2を甘くみそうで怖い。

今季の前半、不慣れな指揮官に迷いが見られ「戦術徹底ができなかった」からこそ、仙台は惜しいところで入れ替え戦さえ出場できなかったのだ。
実は、アビスパは、ありがたいことに前半の仙台戦で目が覚めた。