代表、サンノゼで練習す、

記事の内容が当てにならないスポ新はともかく、他人の書いたものに突っ込み入れるのは最近やっていないのですが。運悪く目についたので久しぶりに(笑)

「サンフランシスコに早朝寝ぼけ眼で到着し、両方の指から指紋を取られ、顔写真を撮影してイミグレーションを抜ける。今回同行している記者たちは、ビザを取得するために、虎ノ門のアメタイ(アメリカ大使館)に行き、書類をどっさり提出して面接もされ、そこでも指紋を取られ、なお、現地で指紋と顔写真撮影をする、このバカバカしさ。連日何万と入国する他国の人間にこんなことをさせる程厳重なら、日本に入れる牛の顔写真! と血液検査くらいたやすいもんだろうと思うのだが。」(某女史のHPより)

女史怒る!といったところだが。
米国は9.11以降、出る方は簡便なのだが、”入りの方”はかなり(それもビジネス滞在やジャーナリストなら相当に)シビアになっている。牛肉も米国内で消費する分は骨付き流通が当たり前。
自分も計8度程出入りしたが、彼の国のある種の寛大さや大らかな自由さを甘受すれば、このような矮小な感覚は文字にすることさえおこがましい。己の小さな物指しで、一人前に毒を吐いているつもりだろうが、郷に入れば郷に従えが当然だろう。
現政権に限らず、米市民の誰もがツインタワーの惨劇は二度と繰り返せない思いを今だに深く抱えているのだから。
そういう意味では熱心な出入国管理事務所の仕事が現在も「非常事態宣言」状態であることは確かなのだ。もっともシスコのイミグレーションはロスに比べれば相当に暇なので入国時間も3分の1以下で済むからまだマシな方だろう。
女史も、「アメリカ代表のサイド攻撃には注目だ」「日本の左サイドが粉砕されなければいいが」位のコラムは書いて欲しいものだ。