頂上決戦

■[AFCアジア杯予選、第1戦]インド戦:日産スタジアム
ま、この3試合(アメリカ、フィンランド、インド)は、ボスニア戦までの身体ならしと予行演習いうことで。
それにしてもこのゲームは公式戦。相手を舐めたようなプレーは見たくないのですが。結果は見えていたので、「内容だけ」を気にして見ていました。
スタジアムの空席が目についたことと、全般的には若干真摯さの欠けたゲームでした。
長谷部、佐藤、巻らの若い選手たちの伸び伸びとした活躍だけが救いでしょうか。
言うまでもなく、3人とも十分にこの国を代表する選手であることは間違いありません。
■CLウィーク
[CL決勝トーナメント1回戦第1戦]ジョゼ・モウリーニョフランク・ライカールト
ぐたぐたのインド戦の記憶を完璧にはるか遠くに追いやるような”凄い”ゲームでした。
連夜の早起きの眠気も吹っ飛ぶ好ゲーム。
ハラヒロミとともに楽しむ♪」といった感じでしたね。

この時間は、まだご覧になってない方もいらっしゃるでしょうから、ネタバレしませんがw
スタンフォード・ブリッジは、まるで雨天のラグビーのゲーム後のように荒れに荒れたピッチで、その上に水撒いたという話しですがw

前年に引き続き05−06年シーズンの「頂上決戦」としては最高のゲームを見せてくれたと思っています。
あの指揮官だしこの先はまだまだわかりませんが、次戦のカンプノウが更に楽しみであることは間違いありません。

少しだけ補足すると。
ボール支配率65%程にはバルサが主導権を握っていたわけではなく。バルサにボールを持たせるチェルシーの後ろの堅固さと、攻守の切り替えの早さ、そして互いのせめぎ合いは、画面を見ている者の眠気を吹っ飛ばすほどのゲーム臨場感がありました。
チェルシーDFのジョン・テリーと、バルサのモッタの、極めて玉際に強い闘将たちがオウンゴールをしでかした事実がこのゲームを象徴し、余計に盛り上げる効果となったように思います。