完全復調

今朝、早くに起きると、ウグイスが大きな音色で鳴いていた。
湯布院や南阿蘇でもないのにとても珍しいことである。
隣にある小さな病院には、市から永久緑化保存に指定された小さな森があるのだが。今年の”初鳴き”と言えるもので。

彼女がさえずる美しいメロディーが朝の青空に響き亘っていた。
10年程前からだが、3月は決まって体調が悪い。
3月になると、どういう星の巡り合わせか肉体のどこかに変調をきたし、かっては救急車で運ばれたこともあるほどだ。
新たな息吹きの季節を迎えようというのに。まるで3月にあの世に旅たつことは決まっているかのようで「その予行演習なのかしらん」と家内に言うと、「そういう人ほどシブといのよ」とほざかれたw

老いる日の前兆か。30年ぶりくらいにヒドい風邪を引いてしまった。
主治医に、点滴を二度も!打ってもらったのは初めてのことである。しかし、ようやく熱も下がり咳もダルさも消えていった。

ようやく、完全復調した。

どんなに苦しくとも仕事も用事も一日も休まず片付けてきたが、無理がきかない日が続いた。そして健康であることのありがたさを感じる年齢となった。

温かな春の陽射しを浴びて、近くの公園の野良ネコたちも元気に飛びまわっている。

週末は、鳥栖スタジアムへ行く前に、少し早いがソメイヨシノを見に行くが、鳥栖市の郊外にある「花やしき」は木々や花々、そして湖や緑がとても美しい。このライブ付きのステーキレストランの庭には、姿かたちともに見事な桜の木が多い。
そして30日は、だご汁を食いに、ビッグアイへ足を伸ばすことにした。