坪井と乾先生

最近はアマゾンにお世話になることが多いのですが、久しぶりに時間ができたので本屋を覗き10冊ほど。
国家の品格」(藤原正彦著・文庫本)は一気に読めたが、他のビジネス書や文芸書は別にしてサッカー関係のみ以下。

「ジョゼ・モウリーリョ」パトリック・バークレー著(宝島社)
「おはぎ」三浦知良著(講談社
「遅咲きの法則」乾真寛著(花書院)
「情熱サッカー主義」小嶺忠敏著(西日本新聞社

乾先生の本は、大学時代の坪井(福岡大学浦和レッズ)のことが詳細に書いてあり非常に興味深く読めた。
ご存知のように坪井は1年目からリーグ戦をフル出場しJの新人王を獲得。その後ジーコからも代表メンバーにも選ばれ、現在もWCドイツ大会の有力なメンバーでもある。

一切の迷いなく、「ファールしないで止めることが守備力の向上につながる」という坪井。
福大3年の時の唯一の大スランプから這い上がる彼の取り組みぶりと、大学4年間1度もファールをもらわなかったという乾先生の言葉が重い。

その彼が、週末には第二の故郷ともいうべき博多の森へやってくる。