プロであること

[J1第10節、鹿島ー福岡]:鹿島サッカースタジアム
詳しくは九州へ帰ってから書きますが。
アビスパは、チームとしての調子が下り坂になっていると思いました。
リーグ戦の合い間に組まれている強豪相手のナビスコの戦い方や対処の仕方に問題があるのかも知れませんが。
結果や順位はともかく、開幕戦から継続していたチームとしての好調さが失われてきているように思います。
勝ち方を知っている大人のチーム・鹿島アントラーズとのゲームは、中盤を制し、チャンスもこれまで以上に作れども、結果としては惨敗でした。
バクスタ中央から双眼鏡でベンチを見ましたが、確かに前半のアウトゥオリは少し慌てているように思いました。
シュート数も決定的なチャンスの数も、随分とアビスパが上回っていましたが。
これはTV画面では感じ取れないところかも知れませんが、自分はアビスパにチーム全体としての”緩み”を感じました。
新潟に勝ち点3を上げて、チームや選手たちが勘違いしているのかどうかはわかりませんが。
今のような状態ではJ1残留も困難なことでしょうし、敢えて厳しい表現をすれば、もっと真摯にもっとひたむきに相手チームにブツかって欲しいものです。自信と確信を持って。
内容ある戦いをしているだけに残念です。
全体としては良い戦い方、組織としても上回っているですが。決して自信を持って戦ってはいない。

これを育成途上、発展途上の危うさといっていいのか。
孵化(ふか)しきれていないチームの脆弱さなのか。

選手たちもプロとしての厳しさを鹿島という実績あるチームに教えられたように思います。
併せて、長く見てきた鹿島アントラーズというチームの戦い方に、少しも若々しい魅力を感じないのは残念ですが。
試合後のこの大きな敗北感は、アビスパに関わり携わる人々にとっての試練といっていいかも知れません。
それでは、また。