悩みの先にしか答えはない

ハイビジョンの美しい風景や、民放BSの欧州の古都を映し出す番組は、ながら見することはタマにありますが、サッカー以外に日常でTVをオンにする時間がそれほどないのですが。
プロフェッショナル「私の流儀」は見ごたえのある番組だと注目しています。

『「プロジェクトX」は過去の業績に光をあてましたが、「プロフェッショナル」は、今と未来を描くドキュメンタリー。現在進行形だからこそ、現場発の「仕事に役立つ情報」と、視聴者のみなさんが「自分も頑張ろう」と思えるような「明日への元気」をお届けします。』(NHKの「番組紹介」より)

■勝つことより大事なことがある
6月1日に放送された17回目の放送「勝つことより大事なことがある」には、思わず画面に引き込まれてしまいました。

『壁にぶつかっている生徒たちは、思い悩み、答えを見いだせない事が多い。その際には、大瀧はあえて開き直らざるを得ない場面に追い込み、背中を押してみる。
大切なインターハイ予選中、生徒の一人が思い悩んでいた。大瀧は練習をほとんどしていない生徒をあえて実戦に放り込む決断をした。大切な公式戦で、試合勘が戻っていない生徒を使うのは大瀧にとっても賭けだ。
だが、がむしゃらにやればきっと何かがつかめると、大瀧は送り出す。 』(番組紹介より)

この「悩みの先にしか答えはない」というドキュメンタリータッチで描く番組のシーンには感銘を受けました。
特に、サッカーに関係なく企業で部下を指導している方や子を持つ親には身につまされるような番組でした。

清水商業(清商=きよしょう)サッカー部監督である大瀧雅良先生は、現代表でも川口、田中(怪我で離脱)、小野ら、他にも名波、藤田ら日本のサッカー界を代表する選手たちを育ている方。
教え子には、他にも番組に出演していた風間氏、大岩(鹿島)、小林(大宮)、水谷(福岡)ら、名を連ねたら一日の日記に入りきれないほど多くのプロの選手たちがいる。